フットサルを初めてプレーする前には、フットサルがどのようなルールで成り立っているかをチェックしておきましょう。サッカーと似ている部分もありますが、中にはフットサル特有のルールがあります。本記事では特に初心者が知っておくべき4つのルールをご紹介します。
プレー人数は5対5
フットサルの試合は5対5で行われます。具体的にはフィールドプレイヤー(FP)が4人と、ゴールキーパー(GK)1人で構成されます。参加するゲームによっては、参加人数に合わせて5対5ではないこともあります。女性も参加するミックスのカテゴリーでは、6対6で行われることもあります。
フットサルではポジション名がサッカーと異なり、ポルトガル語を使用します。
下記のようなポジションはあるにはありますが、フットサルではプレー中はポジション位置に留まる必要はありません。基本的なスタンバイ位置ぐらいで考えておくと良いかもしれません。
- ゴールキーパー(GK):ゴレイロ
- ディフェンス(DF):フィクソ
- ミッドフィルダー(MF):アラ
- フォワード(FW):ビヴォ
選手の交代が自由
フットサルは原則交代自由で、審判に許可を得る必要もありません。また、一旦交代したメンバーが再出場することもOKです。体力がもたない時は途中途中で休憩をはさみながらゲームに参加できます。交代要員は9人までとされています。
キックイン
ボールがサイドラインを割った場合、最後にボールを触ったプレーヤーの相手チームがラインにボールを置いてコート内に蹴り込むルールがあります。これをキックインと呼びます。サッカーで行われるようなスローインは、フットサルでは行いません。
キックインは特に気をつけなければいけないことが2点あります。
1つ目は、蹴り込む際にボールを必ずラインの上におかなければならないという点です。コートの内側にボールを置いた状態で蹴ってはいけません。キックインする際には落ち着いてボールセッティングしてください。
2つ目は軸足をコート内に入れてはいけないという点です。ボールを蹴り込む際に誤って軸足がコート内に入ってしまった場合、ファウル扱いとなり相手ボールになってしまいます。
特に2つ目の注意点はフットサル初心者がやりがちで、エンジョイフットサルでもファウルカウントされてしまうので、気を付けましょう。
バックパス
ゴレイロがボールに触った後、相手の選手がボールに触る前に自陣ハーフ内でゴレイロに返すことは出来ません。もし返してしまってゴレイロがボールに触ってしまった場合、相手に間接フリーキックが与えられます。
主なルールは以上となります。勿論、このほかにも細かなルールがありますが、大会を除くエンジョイフットサル等であれば、気にしないようなルールもあります。実際にプレーに参加してみて、どんなルールが適用されているかなど注目してみましょう。